TAKA Autum Jazz Live 2023 盛況に終わりました!

今夏は本当に猛暑が続いて、10月になってやっと涼しく、秋らしくなってきました。

ということで、秋らしい曲もいくつか揃えてのライブとなりました。


ライブでは初めて歌う曲が何曲かありましたが、’Tis Autumn(Henry Nemo)は、秋の訪れを感じるとてもかわいらしい曲です。

秋の風景の描写や、実をつけた木々のつぶやき、渡り鳥たちの仲間内での相談の様子など、英語独特の表現もたくさんありました。


一方、Septembe Song(Kurt Weill)は、人生を季節の移り変わりに見立てた意味深い歌詞で、9月になれば人生も後半戦、若いころのように無駄な時間を過ごしている暇はない。残り少ない貴重な時間を、愛する人と一緒に過ごしたいという強い願望が感じらました。ロングトーンの多い曲で、ビブラートを使わないで美しく歌うのはとても難しいですね。


秋は月の美しい季節。丁度中秋の名月も終わったばかりですが、月にまつわる曲も3曲ほどお送りしました。


No Moon At All(David Mann)は、月の見えない夜に、蛍も光を弱めるほど、犬も吠えられないほどの暗闇の描写や、暗闇を利して、恋人に接吻を迫ろうとする様、恋の期待と、夜のとばりが持つ不安感が絶妙なバランスの短調曲です。


I Want To Talk About You(Billy Eckstine)は、恋人に対する切ない想いを表現していて、月や星や滝などのロマンチックな話題に興味がなく、ただ相手の話が聞きたいと言います。しかし、相手は自分の気持ちを言葉にしてくれないので、不安や孤独をを感じるばかり。歌詞の中には、「I Want to Talk About You」というフレーズが何度も繰り返されることで、「あなたのことがもっと知りたい」という執着や切望が強調されていますね。


おなじみFly Me To The Moonは、Frank Sinatraの歌唱でも有名な曲ですが、新世紀エヴァンゲリオンのエンディングテーマとしても使われて、若い世代の方にも認知度の高い曲です。エヴァンゲリオンの中では、ボサノバのリズムで演奏されていて、最近はボサノバで歌われる方も多いように思います。この曲は、恋人に対する愛と献身を表現した歌です。恋人に月へ連れて行ってほしいと願い、星の間で歌い、木星や火星で春を見たいと言います。そして、恋人に自分の心を歌で満たしてほしいと頼み、恋人が自分のすべての憧れ、崇拝、愛情の対象であると宣言します。そして、恋人に誠実でいてほしいと懇願し、愛していると告白するのですね。この曲の原題は、「In Other Words(言い換えれば)」なので、いろいろ回りくどく言ってみたけれど・・結局は、「I Love You!」なのですよね。


★次回ライブは、1月13日(土)@MJ Smile(吉祥寺)です。詳細決まりましたらご案内いたします!お楽しみに。


ご参考までに、セットリストです。

L-O-V-E

Tis Autumn

The Girl From Ipanema

September Song

Bye Bye Blackbird

No Moon At Al

I Want To Talk About You

Fly Me To The Moon

Angel Eyes

Beautiful Love

Moanin'

What Are You Doing The Rest Of Your Life?

No More Blues

Over The Rainbow

Devil May Care

What A Wonderful World

Piano: Koji Yamaguchi
Bass: Hiromasa Shino

Drums: YASU

Vocal: TAKA



※TAKA Official Webサイト

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